タイルの張り方(おさめ方)
- 道子
- 2020年3月1日
- 読了時間: 1分
更新日:2020年5月21日
今日は、店舗の外部にモルタルで100角タイルを張りました。
建物外部の床にタイルを張る時、ふつう建物の壁に対して平行に張ります。
しかし、建物の壁と道路は必ずしも平行にはなっていないので、道路との境界付近で、必ずタイルを斜めに加工することになります。
さて、このような時の張り方(おさめ方)には二通りあります。
まず最初の画像は相田タイルのやり方。
下の写真は今回の現場の施工写真なのですが、このように縁石(ふちいし)との取り合い部分の一列は道路に平行に張り、次の一列に加工したタイルを持ってくる方法です。
次は道路の境界に切りものを持ってくる、単純明快なやり方です。
下の写真は、まさにこの張り方。現場のちょうどお隣さんの写真です。
相田タイルが一つ目の方法を選ぶのは、見た目の好み以外の理由があります。
それは地震や重量物が載った時などに、敷地の下地と縁石(ふちいし)が違う動きをする結果、タイルが押されて破損してしまうことが多々あるので、境界部に細長い(脆弱な)切りものを張ることを避けたいと考えるからです。
ひと手間以上もかかる施工方法ですが、タイルは他の仕上げ材と違って、きちんと張ると20年も30年もの耐久性があるため、なるべく堅実な方法で張ることを心がけています!
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