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- レンガゴテ
たいへん久しぶりのアップロードになってしまいましたが、相田タイルは変わらず元気に営業しております! さて今回は、タイル張りには欠かせないコテ(鏝)、煉瓦鏝です。 煉瓦鏝とは、煉瓦積みやタイルを張る時にモルタル(セメントと砂を水で練り上げた接着材料)をすくう時に使う鏝です。 もちろん、タイルの間に詰める目地材をすくう時にも欠かせません。 トップ画像は、先日覗いた南青山のオリエンタル古道具屋さん(グランピア)で見つけたもの。インドで買い付けたそうです。 右端のものは仲間外れですが、あとの2点は煉瓦鏝。 同じ仕事でも国によって職人の道具は結構違うのですが、これは日本のもの(下の画像)とよく似ています! 毎日のように使うものだからこそ、その都度丁寧に手入れをしないと、残った材料が雪だるま式に溜まり、材料の切れが悪くなって、果ては良い仕事ができなくなります。
- 事務所リモデル2
今年の梅雨は本当によく雨が降ります。 梅雨入り宣言とともに天気が安定して、そのまま酷暑に突入~という近年のパターンが見事に崩れ、まあ本当によく降ります。 というわけで、雨の日にしか出来ない事務所の改装工事もよくはかどるわけです。 今回は、事務所入り口に手をつけました。 これが完成図。 タイルは、現場の設計変更で発生した余剰在庫。既に張った大理石モザイクよりもかなりモダンな商品です。 ちなみに、左端の部分は開き戸なのですが、これにも極薄(3mm)のタイルが張ってあります。薄くてもさすがタイル、重厚感が出ました(重量もかなりですが)。 木下地なので、弾性接着剤で貼りました。 目地を詰めないタイプのタイルなので、タイルの隙間から接着剤のクシ目が見えると恰好が悪いので、ぬり鏝で接着剤を平らに均しているところです。
- 事務所リモデル
悪天候で外部のタイルが張れない日、私たちは現場に出る代わりに仕事の段取り(下準備)や、事務所のお掃除や道具の手入れをします。 でもここ一年、そんな時は弊社事務所の大規模なリモデル(改装)を進めてきました。 その様子は、時々このブログでもご紹介して参りましたとおりです。 床編① 床編② さて、今回は事務所内の間仕切り壁に手を付けました。 壁の表側にはライティングデスクと棚を造りつけて、大理石のモザイクを張りました。 ちなみに、デスクの上の壁だけは左官で仕上げました。これは、余剰在庫の材料でまかなっているので、モザイクが足りなくなってしまったからなのですが、机上部に仕込んだデスクライトに照らされた珪藻土も、かえって良い雰囲気です。 ちなみに、次の画像が、この壁の木下地です。 この裏側はバックヤードなので、大型の道具やプリンタなどが入る大容量の棚を作りつけました。 建築の現場はかなり細分化されているので、通常私たちはここまで大掛かりな木工事はしません(大工さんの担当)。 しかしこの改装では、タイルが美しくおさまるよう逆算して、デザインや木下地の寸法を決め、かつ、自分がタイルが張りやすいように気を遣って木部の施工をしたので、さすがにタイル職人として納得の仕上がりになりました。 今回も、とても充実した愉しい作業でした!
- エコカラット
マンションのリビングにエコカラットを張りました! シックな色合いがフローリングのダークカラーにマッチして良い雰囲気です。 ご存じの方もいらっしゃると思いますが、エコカラットは消臭、調湿、有害物質の吸着などの機能性があるとされる、タイルのような壁材です(薄く柔らかいので、床用ではありません)。 柔らかく加工が容易なため、他業種の職人さんがエコカラットを張るケースも多いのですが、やはりタイル様の商品である以上、その施工にはタイル張りのノウハウ(壁のゆがみをいかに調整してきれいに仕上げるか等)が生きてきます。 私たちがエコカラットを張る時は、「さすがタイル職人の仕事は違う!」と言っていただけるよう全体のバランスや細部の美しさを意識して仕事をしています。
- Harrods
ロンドンはHarrods、地下生鮮食料品売り場にある柱周りのタイルです。 本当に贅沢な仕様! 特に上の白いタイルと下の黒いタイルを分けている、横長の花柄のボーダータイル! タイル業界では、コーナーに張るタイルを「役物」(やくもの)や「曲がり」などと呼びます。最近の役物は、費用の面から平らなタイルどうしを接着して角を作ることが一般的なのですが、それに対してこのボーダーはきちんと「曲がり」で焼いてあり、しかも凝った意匠の明らかにハンドメイド。そして見たこともないほどの特大サイズ! 柱に対してサイズがぴったり合っていることからも、このタイルはたいへん高価なオーダーメイドだと思われます。 こんな柱がデパ地下に何本もあるなんて、さすがHarrods。 しかし、こんな店内で日常的に搬入や改装があると思うと、、、ちょっと怖い。
- メタルモザイク
今日は、細長い乱張りのモザイクを洗面台と壁面収納の間に張りました。 銀色に光っているところは、表面をステンレスでコーティングしたタイルです。 ごく小さい面積であるものの、このモザイクによって洗面所全体の印象がぐっとモダンに引き締まりました! モザイクの中には、タイルに石やガラス、プラスチックといった異素材を合わせた商品もありますが、メタルとタイルの組み合わせも面白いですね。
- タイルの張り方(おさめ方)
今日は、店舗の外部にモルタルで100角タイルを張りました。 建物外部の床にタイルを張る時、ふつう建物の壁に対して平行に張ります。 しかし、建物の壁と道路は必ずしも平行にはなっていないので、道路との境界付近で、必ずタイルを斜めに加工することになります。 さて、このような時の張り方(おさめ方)には二通りあります。 まず最初の画像は相田タイルのやり方。 下の写真は今回の現場の施工写真なのですが、このように縁石(ふちいし)との取り合い部分の一列は道路に平行に張り、次の一列に加工したタイルを持ってくる方法です。 次は道路の境界に切りものを持ってくる、単純明快なやり方です。 下の写真は、まさにこの張り方。現場のちょうどお隣さんの写真です。 相田タイルが一つ目の方法を選ぶのは、見た目の好み以外の理由があります。 それは地震や重量物が載った時などに、敷地の下地と縁石(ふちいし)が違う動きをする結果、タイルが押されて破損してしまうことが多々あるので、境界部に細長い(脆弱な)切りものを張ることを避けたいと考えるからです。 ひと手間以上もかかる施工方法ですが、タイルは他の仕上げ材と違って、きちんと張ると20年も30年もの耐久性があるため、なるべく堅実な方法で張ることを心がけています!
- にしんの骨
タイルの張り方の中で矢筈(やはず)というとてもおしゃれなパターン張りがあります。英語でいうとヘリンボーン(にしんの骨)。 先日事務所の床に下地をとった記事を書きましたが、その下地の上に細長いタイルをヘリンボーンで施工しました。 何といっても、自分でとった下地の上にモルタル張りをすると、最高に仕上がりが美しくなります。 ダークブラウンの目地を入れて、完成。 個人住宅ですと、例えば門から玄関へのアプローチをヘリンボーンで張ると、とても素敵です!
- 取材
匠を紹介するというテーマで、弊社の社長がテレビ取材を受けました! タイル貼りの技術の概要を説明しつつ実際の作業もお見せしました。 放映時間は4分程度なのだそうですが、カメラ自体は2~3時間回っていたので、どんな風に編集して仕上げて下さったのかとても楽しみです。 テレビ朝日 東京サイト 7月24日 午後 1:55~ ※編集後記 取材日では作業を完了できなかったので、翌日目地を入れて完成しました。 上の写真は、入れた目地を目地コテで一定の深さまで掘りながら押す作業です。 タイルの表面いっぱいに詰めることもありますが、この2種類のタイルの場合かなり深めに掘って立体感を持たせました。 また、目地もツルツルではなく目荒らしをして、タイルの表情に合わせました。 最後の写真は、最終的に家具も全部戻したところ。 既存の家具と調和することを1番に考えて、このタイルをご提案させていただきました。
- 頼もしいパートナー
3階建てマンションの外壁タイルの改修工事を始めるに先立って、お試しで足場を建てました。 さて、とりもなおさず外壁のお仕事に欠かせないのは「良い足場」です。 工事現場をちょっと見上げる分には、どの足場もみな同じに見えると思うのですが、わたくし達のようにそれに上がって仕事をする身には、これが結構違ってくるのです。 作業効率に差が出るという観点以前に、安全性に乏しい足場もあったりしまして... 今回は初めてお願いする足場屋さん(その名も「稲妻宣言」!)だったのですが、弊社の社長いわく、「痒いところに手が届く良い足場!」とのことでした。 実はこの現場に筆者は入らないのですが、これまで高所恐怖症気味で、足場にはずいぶん泣いてきたので、今回信頼できる足場屋さんに巡り合えたと聞き、記事を書かずにはいられませんでした。 というわけで、今回はタイルの仕事を支えてくれる「頼もしいパートナー」足場屋さんのお仕事紹介でした!
- ルート・ブリュック
タイル関係の内輪で話題になっていた、ステーションギャラリーのルート・ブリュック展に行ってみました。 ルート・ブリュックという方は、フィンランドの陶器メーカー「アラビア」(Arabia)専属の著名なアーティストとして、様々な作品を世に送り出した女性です。 そういえば、ittara(Arabiaの一ブランド)の現行モデルの食器にも、こういった雰囲気のものがあります。 こうしてみると、タイルとあまり関係ないように思われるかもしれませんが、彼女の作品には陶板やタイルのような小さいピースが多用されており、また、よく見るとそのピースの間に丁寧に目地が詰められたりしていて、タイル関係者としてはとても興味がそそられるのです。 この作品などは上の2作品と比べるとぐっと幾何学的で、レゴみたいなタイル様のピースで構成されていて、とっても楽しい! まるきり蛇足ですが、我が家に26年にわたって住み着いているムーミン一族 実はこれもArabia製でした
- 生クリームの絞り出し
ザラザラな質感のブリックタイルを目にしたことはおありでしょうか?(例えばコメダ珈琲の店内はほとんど全て、赤レンガ調のブリックタイルが張られています) このように表面がザラザラなタイルに目地を詰める時には大きな絞り出し袋を用います。 まるでケーキ職人がパイピングをしているみたいです! この後、お客様の仕上がりイメージによって、目地を押したり、あるいは掻き取って目荒らしたりします。 前述のコメダ珈琲では濃灰の目地を詰めっぱなしなので、見たところとても上手な人が詰めているようです。











